BUNDOK ソロベース 徹底解説!ユーザーからの評価が高い、BUNDOKで大ヒットしたソロベースと、軍幕テントの魅力、デメリットとは?
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今回はBUNDOKのソロベースのテントの魅力や特徴、そしてソロベースと組み合わせて使いたい、同じBUNDOK製のテントとの比較まで、ソロベースを購入する前に知っておきたい細かな情報をまとめてみました!
発売当初は売り切れや入荷待ちが発生し、様々なソロキャンパーさんやキャンプ系Youtuberさんが使用している、BUNDOKのソロベースの魅力や人気の理由に迫ります!
- BUNDOKってどんなブランド?
- BUNDOK ソロベースの情報や魅力について解説
- BUNDOK ソロベースのようなパップ(軍幕)テントの魅力とは?
- 逆にデメリットは?BUNDOKソロベースの気になる3つの点
- 同じTC素材のBUNDOKのテント、ソロベースと徹底比較!
- BUNDOK ソロベースのまとめ
BUNDOKってどんなブランド?
BUNDOKのテント一覧はこちらから
BUNDOK ソロベースの情報や魅力について解説
BUNDOKソロベースのスペック
ソロベース |
|
重量 |
4.4kg |
収納サイズ |
長さ40×20×20cm |
展開サイズ |
360×190×高さ110cm |
フライ防水能力 |
3000mm |
材質 |
フライ/コットン混紡生地(ポリエステル65%・綿35%)・インナー/ポリエステルメッシュ・フロア/ポリエステル・フレーム/アルミ合金 |
付属品 |
ペグx18、ロープx6、エンドキャップx2、収納ケースx1、取扱説明書 |
人数 |
1人用 |
Amazonカスタマーレビュー評価:☆4.6(レビュー数:848時点)
ソロベースの質感やカラー、見た目が話題に|ソロベースの人気の理由
メーカーが販売しているTC素材やコットン100%の軍幕テント(パップテント)は2万から4万円ほどのものが多く、BUNDOKのソロドームはその中でも2万円代前半とかなり手に入れやすい価格となっています。
他社製のパップ(軍幕)テントより入手しやすい価格である上に、色やテントの生地の質感、テントの見た目のよさからたくさんのソロキャンパーに選ばれ、痒いところに手が届くパップ(軍幕)テントだと評判なんです。
ソロベースの収納サイズや重量は?
↑ソロベースの収納状態
テントの遮光性や、生地の質感は良い分、最近の薄くて丈夫な登山用テントやドーム型テントよりはどうしても4.4kgと重くなってしまいます。
よく、テントの居住性は軽量化されればどうしても下がってしまう、と言われますが、ソロベースは4kg代の重さとこの収納性にして、この居住性はかなり素晴らしいと思います。
収納サイズは長さ40×20×20cmとなっていて、重さの割にコンパクトな感じだという印象を受けました。当たり前ですがオートキャンパーなら特に問題なく積載できそうです。
バイクでもロングツーリングに出るとかでなければ、ほとんど問題ない収納サイズと重量なのではないでしょうか?自転車キャンパーには少し厳しい重さですが。
ソロベースのテントの展開サイズはどんな感じ?
ソロベースのテントの展開サイズは360×190×高さ110cmとなっており、当然一般的な区画サイトでも問題ないサイズです。インナーの左右のスペースや前部分などの椅子やテーブル、小物を置いておくスペースも十分です。
ソロベースのインナーサイズは190×85×高さ100cmとなっています。インナーの壁が斜めになっていため、ローコットを設置すると多少ですが上に行くにしたがって、スペースが狭くなる感じです。
蚊のいない夏以外の季節には、インナーを取り外して、ローコットを直置きした方が、スペースを広く取れそうです。
BUNDOKのテントのインナーはフルメッシュのものが結構多いので、夏は蚊帳として結構使いやすくて嬉しいです。
デフォルトの状態でスカートがついていないため、冬場はテントの下の隙間から冷たい風が入ってくるので、寒さ対策として、寝袋の性能を上げる必要が出てきてしまいます。
他にあげられる寒さ対策や、テントの楽しみ方として、ソロベースならTC素材なので、インナーを外して、自己責任で薪ストーブを設置してみることもできます。冬用にスカートのついたモデルも発売されているようです。
ソロベースの広いタープスペース
テントの前部分を跳ね上げることで、簡単に広い屋根付きのスペースを作ることができます。もちろん跳ね上げるためのポールもテントに付属しています。ポールを両端につけて跳ね上げることで、幕の真ん中にデッドスペースを作る必要がなくなります。
また就寝時に幕を下げて、トイレなどにいきたい場合でもいちいち前の部分を上げなくても、サイドドアからテントから出入りも可能です。
細かな配慮|紛失してしまいそうなエンドキャップ
ポールの差込口の穴に雨漏り対策のキャップまで付属するなど、雨漏り対策も細かいところまでしっかり行われています。
軍幕にポールの先を差し込むための穴が空いているのですが、もし雨の日にこのエンドキャップをつけ忘れてしまったら、この小さな穴から水が漏れてしまいそうです。小さな部品なので、キャンプ場で無くさないように注意する必要があります。
BUNDOK ソロベースのようなパップ(軍幕)テントの魅力とは?
ソロベースのようなパップテントとその魅力について少しだけまとめてみました!
パップテントとは、軍人が使用するために開発された軍用テントとなります。軍人向け作られたテントのため、一般には出回っておらず製造数が限られています。日本では主な入手方法がオークションなどしかないため、その希少性などからテントの入手は困難だったそうです。
しかし最近だと、様々なメーカーでパップテント風のテントが発売されていて、居住性を上げるために様々な工夫が施されていて、今まで以上にパップテントの人気が高まっています。そしてBUNDOKのソロベースもそのうちの1つとなっています。
→ 他のメーカーのパップテントとの比較はこちら←
火や雨に強い丈夫な素材、使い込むごとに味が出るテントの生地
パップテントは、火の粉に強いコットンや、ポリエステルなどが混ざったTC素材と呼ばれ、さらに雨風に強い厚手で丈夫な生地が使用されています。
メーカーから発売されているパップテントで、ソロベース以外のテントではTC素材以外で生地が作られていることもありますが、ここではTC素材やコットンが生地に使われているパップテントについて解説します。
オリジナルのパップテントはコットン100%のものも多いですが、最近のメーカーのものだと耐水性や機能性に優れた混紡生地が使われており、例えばソロベースでは、ポリエステルとコットンの混紡生地のポリコットンが使用されています。
TC素材は火の粉に強いため、テントの近くでロースタイルで長時間焚火や薪ストーブを楽しむことが可能で、他のTC素材以外を使っているテントと比べて、穴が空いたり、最悪テントが炎上するといった危険が少なくなっています。
TC素材やコットンなどでできたパップテントの生地は長年使い込むほどに味が出てくるので、比較的長持ちしやすく、またテントに愛着が湧きやすそうです。
余計なものがないシンプルなデザイン
パップテントはもともと軍で使われていたテントのため、余計なものがない分とてもシンプルなデザインで、テントの無骨な味わいが人気を集める大きな理由です。
ミリタリーテイストで、ビンテージ感のあるデザインなので、テーブルや椅子、ランタンなどもアンティーク調のものを揃えることで、簡単におしゃれなキャンプサイトを作ることができちゃいます。
夏以外の季節で、蚊などの虫がいない時には付属のインナーテントを付けずに、ローコットをテントの奥の地面に置き、地べたやローチェアに座って幕の下にて、焚火や薪ストーブなどを楽しみ、
そして疲れたらコットに寝転がる、なんて気ままなスタイルもパップテントならではの楽しみ方です。テント以外のキャンプ用品も軍幕の雰囲気に合わせてミリタリー風のキャンプ用品を置いてみるのも良さそうです。
またパップテントは軍人が作戦などで、移動しながら使っていたテントなので、任務の時に素早い行動ができるよう、設営や撤収も比較的簡単にできるように設計されています。それでいて、最近のパップテントでの居住性はとても高いのも特徴です。
逆にデメリットは?BUNDOKソロベースの気になる3つの点
①しっかり張るとテントの下に隙間が
テントをしっかり張ると下に隙間ができてしまいます。ソロドームには空気を入れ替えるためのベンチレーションがついていないので、ここで空気の入れ替えを行うことができます。
ただ夏場はテント内に虫が入ってきますし、冬場には冷気も入ってくるので、落ち葉などでテントの下を隠すか、スカートを自作してみたりして、対策するのもいいかもしれません。
同じBUNDOKのソロティピーTCとどちらを選ぶか迷っている方には、スカートの必要性の有無でテントを選ぶのも◎だと思います!
②TC素材なのでしっかり乾かす必要がある
TC素材は雨や露で濡らしてしまった時、しっかり乾燥しないとポリエステル生地のテントよりかびやすいというイメージをお持ちの方もいると思います。
ソロベースはコットン100%ではなく、コットンにポリエステルの混ざったポリコットンが生地の材料で、水を含むと膨張する性質があり、雨の侵入を防ぐ効果があるそうです。撥水加工もされているのですが、だんだん加工が抜けてくるので、雨の日はTC素材がかびないように、撥水スプレーをかけるか、家やキャンプ場で、しっかり乾かす必要が出てきます。
③付属のペグの強度
テントのユーザーからのペグが弱いとの声を聞いて、BUNDOKさんも標準の細いペグからアルミ製Vペグに変更されるなど、しっかり対応されているみたいですが、テントが自立式ではなく、ペグに負荷がかかりやすいので、鋳造ペグがおすすめです。
鋳造ペグ以外は消耗品と考えて使っているので、鋳造ペグは重くて持っていけない…という方は地面にしっかり刺さるように長くて、軽量なものを予備として持っておくと安心です。
同じTC素材のBUNDOKのテント、ソロベースと徹底比較!
BUNDOKのソロベースとソロティピーTC、どちらを選ぶ?
ソロティピーとソロベースの細かなデータを表にまとめてみました!↓
テント名 |
ソロティピーTC |
ソロベース |
参考価格 |
¥24,800 |
¥22,800 |
重量 |
4.8kg |
4.4kg |
収納サイズ |
長さ44×φ24cm |
長さ40×φ20cm |
展開サイズ |
長さ240×幅240×高さ150cm |
幅360×長さ190×高さ110cm |
展開サイズ(インナー) |
長さ220×幅100×高さ135cm |
長さ190×幅85×高さ100cm |
耐水圧 |
3000mm |
3000mm |
材質 |
フライ/コットン混紡生地(ポリエステル65%・コットン35%) インナー/ポリエステルメッシュ ポール/アルミ合金φ16mm |
|
構造 |
非自立式 |
非自立式 |
スカート |
あり(巻き上げ可能) |
なし |
人数 |
1人用 |
1人用 |
収納サイズや重さはソロティピーTCにはスカートがついていることもあって、ソロベースよりも少し大きめとなっています。
似た部分が多いテントなので、迷ったらスカートの必要性の有無で、どちらをソロキャンプで使用するか選択するのも良いでしょう。
ソロベースの利点
ざっくりと、軍幕スタイルでのキャンプをしたい方、インナーの脇にも荷物をおきたい方、ソロティピーTCの真ん中のポールが邪魔だな…って方におすすめです。ただ冬は幕と地面の間に結構隙間が開くので、ソロティピーTCよりもテント内の気温は下がりやすいと思われます。
ソロティピーTCと比較して、収納サイズや重量の小ささでもソロベースの方に軍配が上がるので、バイク乗りや自転車での近距離ライドでのキャンパーなどには、ソロベースの方が相性が良さそうに思いました。
ソロティピーTCの利点
どちらもソロキャンプの使用での居住性は最高ですが、やはり雨の日には、水が吹きこみにくいソロティピーTCが良いとの意見が多いようです。気温が低い時や雪が降っている時なんかもスカートがついているソロティピーTCに軍配が上がりますね。
夏の晴れた日にもソロティピーTCだと後部と前部分を開放して、風の通り道を簡単に作ることができるので、暑い時にキャンプをしたい方にもおすすめです。
ソロベースとの相性もとても良い
過去picになりますが今年22回目のキャンプはバンドックシリーズのソロベースとソロティピーTCで嫁とソロキャンプ に行ってきました! 誕生日プレゼントで嫁にソロティピーTCをプレゼントしたんですが、これは最強にソロベースとマッチングするので嫁も僕もとても気に入りました^ ^ #バンドック #ソロベース #ソロティピーtc #ソロティピー1tc #パップアップテント #ワンポールテント #野営 #キャンプ #焚火 #アウトドア #ソトシル掲載希望 あちキャンプ(@atican.1101)がシェアした投稿 -この投稿をInstagramで見る
他のソロベースなどの他のテントと組み合わせると、それぞれ独立した空間を持つグループキャンプが楽しめそうです。すでに他のBUNDOKのテントを持っているよって方もソロベースとの組み合わせを楽しんでみるのも良さそうです。
どちらもレイアウトをかなり自由に組めるので、ミリタリー風のギアを集めて、友人や家族と複数のテントを組み合わせて楽しむことができるなど、どちらもかなり拡張性の高いソロ用テントだと言えるでしょう。
BUNDOK ソロベースのまとめ
他のメーカーにも多数あるパップテントですが、筆者はソロベースを今ところ1番気に入っています。もちろん人それぞれ色やデザインの好みはあると思うので、気になる方は他のメーカーのパップテントとソロベースを比べてみるのも良さそうです。
ソロティピーやソロティピーTC、そしてソロベースなど、ソロキャンプでの楽しみが増えるような人気の高いテントを次々と出しているBUNDOKさんの次の新作のテントも今からとても楽しみです。
今回紹介したテント
他のメーカーのパップテントとの比較はこちら←
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