【自転車通学 ヘルメットおすすめ】現役高校生が選ぶダサくない自転車通学用のヘルメットを紹介!着用の重要性についても解説!
移転しました。
高校生にもなると通学距離が延び、電車やバス、そして長い距離を自転車通学する方もたくさんいることでしょう。
高校生は中学生と違ってヘルメット着用が義務付けられていないため、長い距離をヘルメットなしで学校まで通う方も多いでしょう。ヘルメットのことを意識する人もかなり減っているのではないでしょうか?
ヘルメットなしで通学する理由として、必要性を感じないから、周りや友達がしていないから、学校が校則などで定めていないから、などがあると思います。
あるいは、中学生時代にヘルメットを使って自転車通学をしていた方は、自転車のヘルメットといえば、見た目がダサい、蒸れる、髪が乱れるなどあまり良いイメージを持っていなかった方もいらっしゃると思います。
しかし高校生なら特にヘルメットについて特に規定のない学校も多いと思うので、ダサくなくて、通気性の良い、軽量なスポーツタイプのヘルメットを着用しようと思う方もおられると思います。
実際、現在高校生の筆者もスポーツタイプのヘルメットを着用して、毎日快適に登下校ができています!
そんな自転車通学のヘルメットですが、実は自転車通学時にいざ事故が起きたときに、死亡する確率をかなり下げてくれることが、データから分かっているんです。
実際に筆者の学校でも自転車通学生は多数いるのですが、自転車乗車中に交通事故に遭って、ヘルメットを着用していなかったら亡くなっていたかもしれない、って方がいたみたいです。
今回は、ダサくなくて、蒸れにくい、そして安くて手に入れやすい自転車通学におすすめのヘルメットや、高校生のヘルメット着用の重要性について、
現在ヘルメットを着用して自転車通学中の現役高校生の視点から紹介して行きます!
- 自転車通学用のヘルメットどう選ぶ?
- 自転車通学用におすすめのヘルメット5000円まで!
- 自転車通学におすすめのヘルメット5000円以上
- 自転車通学をするなら見ておきたい2つのデータを紹介
- 周りにヘルメットをつけている人がいない…
- 自転車通学用ヘルメットのまとめ!
自転車通学用のヘルメットどう選ぶ?
今回は学校指定のヘルメットがない中高生向けにおすすめのスポーツタイプのヘルメットを選んでみました。
Amazonや楽天などのネットのサイトだと、街の自転車屋さんより種類が多かったり、コスパに優れたものがたくさんあるのでしっかりと自分にあったものを選ぶことができますよ!
新たにヘルメットを買うのにも少し負担になる方もおられると思うので、コスパの良い人気のヘルメットから、
丈夫なヘルメットが欲しい方向けに、毎日の通学で使用しても安心感や信頼性のある良いブランドのヘルメットまで4つのヘルメットを紹介していきます!
学校にしていっても友達からダサいと言われないカッコイイものを選んでみました!
見た目の気に入ったものを選ぶのがおすすめ!
今回は外国産のコスパがよいとの意見の多い、ベストセラーのヘルメット3つと、安心感のある国産のヘルメット1つを選んでみました!
頑丈な国産もののヘルメットは値段の張るものもたまにありますが、毎日使用するものでいざというときに自分の命を守るものなので、丈夫な良いものを買って損はないでしょう。
見た目が良いものを買うことも、毎日しっかり着用し続ける上で、とても大事なポイントです。友達や知り合いからダサいと言われてしまわないように、 自分の気に入ったデザインのものをじっくりと探してみてください!
値段の高いものは穴が多かったり構造が強化されている
一般的にヘルメットも値段が上がるとその分、ヘルメットの穴や構造などが強化され、丈夫さや空力性能などが上がって行きます。
ヘルメットは、種類ごとに金型が異なり、穴の数が増えたりすると金型を作るのにコストがかかるため、ヘルメットの価格も上がってしまいます。
ですが、人気の高いヘルメットの中には安くても穴の数もしっかりあって、機能性もバッチリなものもあります。そんなコスパの良いヘルメットも選んで紹介して行きます!
自転車通学用におすすめのヘルメット5000円まで!
KINGBIKE 自転車用ヘルメット
Amazonの大人用の自転車ヘルメット部門の売れ筋ランキングで1位、もしくはいつも上位にいるベストセラーのヘルメットです!見た目もかっこいいと好評で、落ち着いたカラーなので、学校にしていってもあまり目立たないデザインとなっています。
もちろんこれ以外にもたくさんカラーバリエーションはあるので、自分の好みや服装、性別にあったものを選ぶことができます。
使うかは分かりませんが他社のヘルメットではなかなか見ない収納袋がついているのも1つ良いポイントです。そして夜間の走行での大事なポイントがこのテールライトです。
せっかくヘルメットをつけて登校するなら、おまけにテールライトをつけて、夜間走行の安全性も高められると嬉しいですよね。
筆者もテールライトがついたタイプのヘルメット使っていますが、リフレクター(反射板)だけだと暗くなってからの走行は不安で、ヘルメットについていれば気軽にライトをつけらられて、後続車に引かれる心配が減るのでとても助かっている機能の1つです。
新しくヘルメットを選ぶなら安全面を考慮して、このテールライト付きのモデルを選んでおいて、損はないでしょう。カラーバリエーションも多くて、おすすめです!↓
MOON 自転車用ヘルメット
次のヘルメットもシンプルなデザインのヘルメットです。こちらもKINGBIKEのヘルメット同様Amazonの売れ筋ランキングでいつも上位をとるような人気のヘルメットです。
先ほど紹介したKINGBIKEのヘルメットよりもさらに、ゴツさがないので、学校につけていっても目立ちにくくなっています。
また、カラーだけでなくサイズも自分にあったものを選べぶことができます。もちろん調節ダイヤルで頭の入る部分のサイズを調節することもできます。重量も205gとKINGBIKEのものより軽くなっています。
テールランプなどの細かな機能より、軽量性や価格の安さ、デザインのシンプルさを求める方におすすめのヘルメットといえます。↓
Shinmaxバイクヘルメット
こちらも売れ筋ランキングでいつも上位にいるヘルメットです。 上の2つのヘルメットよりも頭部のカバー範囲が広くて安全性は高いとの意見が多いです。
サンバイザーもついているので、逆光時や雨天走行時にも安全に運転でき、テールライトも充電式のLEDが使われるなど、かなり機能性に優れたヘルメットです。
重量は331gと先ほどの2つよりも少し重いですが、機能性や頑丈さ、デザインのシンプルさと、価格の安さを兼ね備えたバランスの良いヘルメットといえます。↓
自転車通学におすすめのヘルメット5000円以上
OGK KABUTO(オージーケーカブト) ヘルメット REZZA
シンプルなデザインの日本のメーカーのヘルメットで、価格は先ほど紹介した3つのヘルメットの2倍以上はしますが、その分頑丈さや、安全性、信頼性はこちらに軍配が上がります!
また、サイズも横に大きめになっていて、頭のサイズが大きめの方も割とかぶりやすいとの意見が多めでした。
国産のヘルメットのメーカー、OGK KABUTOのヘルメットはスタイリッシュで、機能や頑丈さにも優れているので、お値段は少ししますが、
ヘルメットは毎日通学で使いますし、自分の命を守るお守りとも言えるので、自分の気に入った見た目のものを購入するのが1番でしょう。
シンプルな日本製の丈夫なヘルメットが欲しい方におすすめです!
自転車通学をするなら見ておきたい2つのデータを紹介
自転車事故での死亡者が急増するのは15〜16歳あたり
↑自転車乗車中の年齢別死傷者についての表です↑ 出典:内閣府
学校の自転車の安全講習などでこのようなデータを見たことがある方も結構いらっしゃるかもしれません。
表を見ていただくと、遠距離の自転車通学や、自転車にヘルメットなしで乗られる高校生が増える15〜16歳あたりで、死傷者数が急増しているんです。
慣れない自転車通学で、事故に遭ってしまったり、特に朝、学校に遅刻しないように急いで自転車を漕いで車にぶつかってしまう…といったケースがかなり多いみたいです。
高校生は中学生と違ってヘルメットの着用率も低いため、死亡してしまうケースも増えてきます。
自転車事故での死亡理由は6,7割が頭部損傷によるもの
部位 |
死亡 |
負傷 |
頭部 |
267件(58.9%) |
9,097件(10.8%) |
顔部 |
6件(1.3%) |
3,807件(4.5%) |
頸部 |
33件(7.3%) |
9,290件(11.1%) |
胸部 |
55件(12.1%) |
4,049件(4.8%) |
腹部 |
12件(2.6%) |
867件(1.0%) |
背部 |
3件(0.7%) |
669件(0.8%) |
腰部 |
23件(5.1%) |
7,886件(9.4%) |
腕部 |
2件(0.4%) |
17,602件(1.0%) |
脚部 |
4件(0.9%) |
30,659件(36.5%) |
その他 |
48件(10.6%) |
4件(0.0%) |
全体 |
453件(100%) |
89,930件(100%) |
出典:警視庁交通局 平成30年中の交通事故の発生状況
また、自転車事故での死亡の原因は約6割が頭部損傷によるものだそうで、うち98%もの人がヘルメットを着用していなかったようです。
|
ヘルメット着用 |
ヘルメット非着用 |
死亡者数 |
14人 |
462人 |
死傷者数 |
7,988人 |
80,518人 |
死亡率※ |
1.75% |
5.74% |
出典:警視庁交通局 平成29年中の交通死亡事故の発生状況及び道路交通法違反取締り状況等について
交通事故に遭遇した場合にヘルメットを正しく着用していれば、死亡するリスクは半分から約1/4ほどまで減らすことが可能なのではないでしょうか?
自転車事故での死亡者になるのを防ぎたいならば、ヘルメットを着用することは死亡事故を防ぐ上で、多いに有効な手段だと言えそうです。
筆者個人的にも、自転車通学中の死亡者になりたくはないので、これらのデータを見て以来、怖くて首紐をしっかり締めてヘルメットをしっかり着用するようになりました。
しかし中学校などで主に着用することの多い通学用のヘルメットのデザインはお世辞にもかっこいいといえないですよね…
高校生にもなるとヘルメットを周りにつけていないからわざわざ自分もつけないよって方も多いと思います。
周りにヘルメットをつけている人がいない…
しかし、高校生のヘルメット着用の義務化が議論されている中で、高校生の自転車通学時のヘルメット着用率が特に高い県があるんです。
四国の愛媛県は高校生のヘルメット着用率が95%とかなり高く、ヘルメットを着用しない生徒の方が少数派となっています。
愛媛県の県立高校では、約3万人の高校生に向けてヘルメットの無償配布がなされ、採用されたのは今回紹介するような通気性や軽量性などの面で優れるスポーツタイプのヘルメットでした。
従来の通学用のヘルメットと比べ、「かっこいい!」「これならかぶりたい」などとかなり好評だったそうで、かなり素晴らしい取り組みをしているよう感じました。同じように全国でもヘルメットを着用する方が多数派になれば良いのですが…
しかし、全国で行うにはヘルメットの費用の負担を誰が行うかなど様々な問題があります。スポーツタイプのヘルメットを採用することで、愛媛県のこの素晴らしい取り組みは成功したように感じました。
周りがヘルメットをかぶっていないので、自分だけだと恥ずかしい…という方は、一緒に通学している友達とスポーツタイプのヘルメットの着用を検討して、初めて見るのはいかがでしょうか。
安全のためだけでなく、スポーツタイプのヘルメットはかぶったときの見た目もよくなるかもしれないですし、朝の寝癖が治るようなことがあるので、おすすめですよ!
自転車通学用ヘルメットのまとめ!
最近だとAmazonなどのサイトで、今回紹介したような強度面も考えられたヘルメットが3000円ほどで手に入れることが可能になっています。安全面を考えたら決して高くはないかなと思います。
自分が気に入ったデザインや機能のヘルメットが見つかれば幸いです!筆者もこれからもしっかりヘルメットをして、死亡事故を起こさないよう、安全な自転車通学を心がけようと思います。
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